アトリエさくらでは、お子さまの成長や日々の様子を丁寧に見守りながら、
「卒業」についても自然なかたちで考えていくようにしています。
たとえば――
学校での困りごとに、自分で工夫して向き合えるようになってきたり、
友達やクラブ活動で過ごす時間を大切にしたいと感じる場面が増えてきたら、
少しずつ「卒業」という選択肢を意識していく時期かもしれません。
でも、それは急ぐことではありません。
通うことで気持ちが落ち着き、安心できる居場所になっているのであれば、
まずは通所のペースをゆっくり減らしていきながら、お子さまの様子を一緒に見守っていきます。
放課後の居場所を児童会に移行していく場合も、放課後等デイサービスとの併用も可能です。
アトリエさくらは、「ずっと通い続けなければいけない場所」ではなく、
お子さまが“自分らしく生きていく力”や“自分なりの対処方法”を身につけていく場所です。
発達の特性は「治る」ものではありませんが、
自分を知り、相手にも知ってもらうことで、うまく付き合っていくことはできます。
その子らしいペースで、うまく付き合いながら前へ進んでいけたなら――
私たちは、それを「卒業」と呼びたいと思っています。
そして、「卒業」はゴールではなく、新しいスタートです。
もし、また困ったことが出てきたときには、どうぞ遠慮なくご相談くださいね。
いつでも、アトリエさくらはご家族のそばに寄り添っています。
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